がん予防>【がん予防効果のある食品・ポリフェノール3】茶カテキン「エピガロカテキンガレート」は強力ながん予防効果!
緑茶に含まれる茶カテキンは、特にがん抑制効果がある!
緑茶をたくさん飲むと、がん予防になる。
という話は、よく耳にします。
確かに、お茶の生産地では、がん死亡率が低いようです。
静岡県で、胃がんの死亡率を調べたところ、
全国平均を100としたところ、
男性で20.8% 女性で29.2%という数字でした。
これは、五分の一のリスクしかないということです。
毎日、10杯以上緑茶を飲むと、3杯以下の人を
比べてみると、乳がんの再発率に差がでたといいます。
これは、進行がんでは、差はなく、
早期がんの場合、緑茶を五杯以上飲むと有効だといいます。
緑茶のこのようながん予防効果は、緑茶の成分に、
「エピガロカテキンガレート」という成分です。
「エピガロカテキンガレート」は、茶カテキンで、
ポリフェノールの一種です。
お茶の渋みは、このカテキンの味です。
「エピガロカテキンガレート」には、強力な抗酸化作用があり、
DNAを傷つけ老化を早める活性酸素を取り除き、
がん予防に効果があります。
大腸がん、胃がん、肺がん、すい臓がん、乳がんなど、
あらゆるがんの予防に効果があります。
「エピガロカテキンガレート」は、胃がんの原因になる
ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌にも効果があることがわかりました。
エピガロカテキンガレートが200ppm含まれる溶液中ではピロリ菌は、
すべて死滅したといいます。
緑茶ポリフェノールを毎日600mg、4週間取り続けると、
7人中4人がピロリ菌がなくなったり、減少したといいます。
緑茶の中でも、カテキンが多く含まれるのは、番茶です。
煎茶には、ビタミンCが多く含まれています。
ビタミンCにも強い抗酸化力があり、細胞の劣化を抑え、
がん細胞になりにくくする効果があります。
抹茶は、葉まで飲むので効果的です。
がん予防のためには、一日10杯を目安に飲むようにしましょう。
「エピガロカテキンガレート」には、
抗菌、抗虫歯、血糖上昇抑制効果などもあります。