わかりやすいがん予防方法!!

効果のある予防方法は?いつまでも健康で若々しく生きるために!

がん予防>【高リスク原因9】西日本に多い白血病ウイルス

【確実ながん原因要素9 がんを発生させるウイルス】


ウイルス感染で起こるがんは肝臓がん、子宮頸がん
白血病の一部です。

その3 白血病を発症させるウイルス
白血病は、血液のがんです。
いろいろな種類がありますが、その中に
ウイルスによって、発症するタイプの白血病があります。

そのウイルスは、ヒトTリンパ球向性ウイルス1型。
1980年に原因ウイルスとして発見されました。

発症する病気は、成人T細胞白血病、リンパ種(ATLL)
西日本で、発生しています。
特に九州や沖縄で、感染者が多いウイルスです。

しかし、ウイルス自体は、昔からあるもので、
古代エジプトのミイラからも検出されました。

HTLVは、I, II, III, IVがあります。
HTLV-Ⅰは、がんウイルスとして、白血病の原因ウイルスになります。

ヒトTリンパ球向性ウイルス1型の
感染経路は、性行為、輸血などもありますが、
輸血で感染することは、現在ではありません。

性行為での感染は、妻から夫に感染することは殆どありません。>
夫から、精液中のリンパ球による感染が主です。
が、成人してからの感染で、発症することは、ありません。
出産時や、母体内で感染することもまれにありますが、
母乳による感染が、主な感染です。

そのため、母親が自分が感染していることを検査で知り、
感染が分かった場合は、
母乳を与えないことが、予防につながります。

HTLV-Ⅰのウイルスは、抗体検査をすれば、わかります。

このウイルスに感染するとキャリアになりますが、
発病しない人もたくさんいます。
発症率は、約3~6%くらいです。
一生発病しない人もいます。

しかし発症するのは、感染後、何十年もたち、40代になって、
からですので、油断はできません。

↑ PAGE TOP