がん予防>【ビタミン・ミネラル③】βカロチンは強力な抗酸化作用でがん予防!
【がん予防効果のあるビタミン・ミネラル】
3.βカロチンは、強力な抗酸化作用でがん予防βカロチンは、ビタミンではなく、ビタミンA前駆体です。
カロテノイドの一種で、野菜などの色素です。
にんじんが赤いのは、βカロチンの色素が出ているからです。
一方トマトが赤いのは、リコピンの色から来ています。
リコピンにも強い抗酸化力とがん予防効果があります。
しそにもβカロチンは、豊富に含まれています。
βカロチンは、体内に入ると、ビタミンAに変わります。
ビタミンAを直接取ると、とりすぎた場合、
肝臓に運ばれる途中で毒性が出るといった副作用が、
あるのに対し、βカロチンは、徐々にビタミンAに
変わるので、とりすぎても、安全です。
なので、ビタミンAは、βカロチンの形で、
摂取したほうがよい。とされてきました。
しかし、そうでもないことが、わかってきました。
βカロチンには、強力な抗酸化作用があり、
ガン予防効果や、動脈硬化などの生活習慣病予防効果があります。
βカロチンが不足すると、胃がんのリスクが高まります。
胃がん以外にも肺がん、食道がん、消化器がん、乳がんなどの
「上皮性がん」は、前がん状態の時に、ビタミンAの不足で
起こることが分かっています。
統計の結果、男性は、特にβカロチンが不足している人が多く、
意識的にとるように、注意が必要です。
しかし、ある程度摂取すれば、十分で、それ以上とっても、
効果は上がらないことも、わかっています。
それどころが、βカロチンの取りすぎで、
肺がんになるリスクが高まることが、
わかりました。
特に、喫煙者がβカロチンをとりすぎ場合、
肺がん発症リスクが、高くなることがわかりました。
βカロチンの適量は、1日15mgです。
食品からも摂取しているので、サプリメントで
とる場合は、注意が必要ですが、食品でとる場合は、
特に、取りすぎる心配はあれません。
βカロチンは、油に溶けやすく、炒めものなどで
とるとがん予防効果、成人病、生活習慣病の予防効果があがります。
βカロチンを多く含む「にんじんシリシリー」などが
お勧めのメニューです。
詳しくは、「人参百科」をご覧ください。
http://www.ninjin.biz/