がん予防>がんになる原因と高齢化の関係

がんになる原因は？・・・高齢化との関係

がん細胞ができる確実な原因は、高齢化つまり、肉体の老化現象にあります。
機械でもそうですが、長年使っていると、
どうしても故障が増えてくるものです。
同じ製品を作っているつもりでも、完成度が落ちてくるのです。

本人に自覚がなくても、だんだん粗悪品を作るようになってくるのです。
細胞が代謝され、新しい細胞が生まれるとき、
かつては、完璧なコピーを再生していたに違いありません。

それが、年を取って、老化してくると、同じように
コピーしたつもりが、どこかいびつな細胞を作ってしまうようになります。
細胞は、体の中で、生まれては死んでいき、
DNAを新しい細胞に引き継いでいきます。
DNAを正確に次の細胞に伝えていくことで、私たちは、健康的を保っています。
ところが長く生きているうちに、だんだんくたびれてしまい、
少しずつ、DNAを次の細胞に引き継ぐときに、
真面目に仕事をしない、細胞ができてしまうわけです。
これが老化によるがん発症の原因です。

一応、真面目に仕事をしたか。
不良品はできていないか。
監視役はいます。それが免疫です。
免疫機能が、不良品はできていないか、チェックをしてくれているのです。
しかし、免疫という、そういうダメな細胞をチェックする機能も
年と共に衰え、チェックが甘くなってしまうのです。

そして、不良品がどんどん出来上がり、細胞が、がん化していきます。
50歳男性では1年間にがんにかかる確率は250人に1人くらいですが、
70歳になると、40人にひとり、80歳は、30人にひとりと、
年齢が上がると、よりリスクは高くなります。
そこで、免疫力を上げたり、
DNAの生産側も、ミスを少なくするように、若返りをはかることが大切になってくるわけです。