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がん予防>【高リスク原因7】がんと肝炎ウイルスの関係と対策は?

【確実ながん原因要素7 がんを発生させるウイルス】


現在、がんを発症させるウイルスは肝臓がんを発症する
肝炎ウイルス、子宮頸がんを発症させるウイルス、
白血病を発症させるウイルスが、確認されています。

その1 肝臓がんを発症させるウイルス
肝臓がんの約80~90%は、ウイルスの感染によるものです。
ウイルスに感染し慢性肝炎になり、肝硬変をへて、
肝臓がんになります。

このウイルスは、A B C D Eの5つの方があり、
急性肝炎を起こすのがA型B型E型です。
慢性膵炎を起こすのは、B型C型です。

このうち、肝臓がんになるのは、B型C型で、
割合は、B型が10%、C型が90%です。

急性膵炎を起こすB型は、性交渉による性感染で、
この場合、がんにはなりません。
このほか、最近ではなくなりましたが、注射針使いまわし、
ピアスの穴あけ、歯ブラシの共有など、
B型肝炎の感染者がいた場合、感染者の血液が、針先についていた場合、
感染してしまいます。
が、肝炎から、がんにはなりません。

がんになる>慢性のB型肝炎は、殆どが母子感染によるものです。
母親が、B型肝炎に感染していた場合、産道を通るときに、
出血した血液が、新生児の体内に入ることで、感染してしまいます。
自覚症状がなく、成人して慢性化し肝硬変をへて肝臓がんに
なりますが、それは10%くらいの確率で、
殆どが発症しません。

今日では、ワクチンがあるので、母子感染は防ぐことができます。

C型肝炎ウイルスは、1989年に発見されました。
感染は、輸血や血液製剤などの医療行為での感染です。
C型に感染すると、70%は慢性化し、10年以内に肝硬変。
さらに10年と早いペースでかん化します。

感染しても症状が出るまで、自覚症状がないので、
検査を受け、感染がわかったら、治療を受けましょう。

B型肝炎には、抗ウイルス療法
C型肝炎には、「ペグインターフェロン」と「リバビリン」
の併用療法がおこなわれています。

治癒率は約60~70%です。

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