わかりやすいがん予防方法!!

効果のある予防方法は?いつまでも健康で若々しく生きるために!

がん予防>【がんにならない食生活①】和食を中心にする!

がんは、どうしてできるのでしょう?

最初に、がんができる仕組みについて、知っておきましょう。
がんは、細胞の突然変異です。
人間の体は、60兆個以上の細胞からできていますが、
それらの細胞は、毎日新陳代謝により、
細胞分裂を繰り返し、新しい細胞に入れ替わっています。

日本人にがんが増えた原因の一つとして、食品の欧米化があげられています。
1970年代には約13万人だったがんの死亡率が、
2010年には約35万人と、激増しています。

かつて、日本人の食事の中心は、米やじゅがいもといった
穀類が中心でした。
それが、今では牛乳、卵、肉といった、高脂肪食品が、
多くとられるようになりました。

これらの高脂肪食は、体力をつけ、日本人の体格も良くなり、
けして健康に悪い食品ではありません。

しかし、取りすぎると、様々な負担を肉体に与えてしまい、
がんを発生させる原因へとつながります。

脂肪は体内で脂肪酸とグリセリンに分解され、エネルギー源になりますが、
余った脂肪は、体に蓄積、酸化し、活性酸素がうまれる原因となります。
活性酸素が増えると、発がん物質を作りやすい環境になります。

それだけではありません。
高脂肪食品を消化させるためには、胆汁を多く分泌させなければなりません。
胆汁は、腸で分解されて、デヒドロコール酸やアボゴール酸となりますが、
それらの酸は、便秘などが重なり長く腸内にとどまると、
大腸を刺激し、大腸がんの原因になります。

それだけではありません。
脂肪の取りすぎで、コレステロール値が高くなると、
女性ホルモンや男性ホルモンの血中値が高くなり、
乳がん、卵巣がん、子宮体がん、前立腺がんにもかかりやくすなります。

脂肪の取りすぎは、食道がんやすい臓がんなど他のがんの発症率も高くなります。
また、心筋梗塞、脳卒中などの成人病になる確率も高くなります。

がんにならないためには、ただ脂肪の摂取量を減らすだけでなく、
暴飲暴食を避ける事も大切です。

実験で、高たんぱく、抗ビタミンをたくさん与えづけたねずみは、
体格がよくなり、毛並みも良くなりましたが、
普通のねずみよりも、発がん率が5倍高くなったという結果が出ています。

食事は、和食中心で、腹八分目にとり、
良くかんで食べるようにすることが、がん予防につながるようです。

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