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がん予防>【高リスク原因11】がんは遺伝するのか?

【確実ながん原因要素11 がんと遺伝】


よく親族に大腸がんの人がいると、大腸がんにかかりやすい。
と、言われます。
がんは、本当に遺伝するのでしょうか?

この件について、本などを読み調べてみると、
普通のがんは、直径家族にがん患者がいても、それほど
神経質になる必要は、ないようです。
最新のがんセンターの統計によると、遺伝によるリスクは、
わずか5%。

遺伝よりも、環境や食事といった、生活環境によるものの
方が、リスクが高いようです。

しかし、本当に遺伝に関係するがんもあります。
その中のひとつ。
家族性大腸腺腫症という病気は、優性遺伝で、
親から子へ遺伝します。

【家族性大腸がん】
家族性大腸腺腫症は、生まれつき、がん抑制遺伝子に異常があり、
変異した遺伝子が、50%の確率で、受け継がれてしまうのです。
優勢遺伝です。
このがんは、APC遺伝子の変異で起こるものです。
APC遺伝子は、DNAの第5番目染色体上にある遺伝子です。

この染色体の変異がある人は、若いうちから、
大腸に100個以上のポリープができ、それが、がん化していきます。
放置すると、40才までに50%、60才までに90%という高い割合で、
大腸がんになります。
なので、予報として、大腸を全摘出するなどの方法がとられています。

APC遺伝子の変異がある人は、
大腸がんたげでなく十二指腸乳頭部がん、子宮がん、卵巣がん、甲状腺がん
などにもかかりやすくなります。

【若年性乳がん】
もう一つ、遺伝するがんとして、注意が必要なのは、
若年性乳がんです。家族性乳がんとも言われます。

こちらも遺伝子の異常によるもので、
BRCA1、BRCA2、という原因遺伝子が見つかっています。

若年性乳がんは、若くして乳がんにかかるのが特徴ですが、
35才未満でかかります。

一方の乳房に発症すると、もう片方の乳房にも発症する
という特徴もあります。
又、若年性乳がんは、普通の乳がんと比べて違うのは、肥満度が少ない。
皮膚症状が少なく、発見時は、大きくなっている。
炎症性乳がんが多いといった特徴もあります。

米人気女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが、
遺伝性乳がんのリスクを下げるため、
両乳腺を摘出する手術を受けたことが話題になりました。
確かに、乳がんになる確率は、数パーセントに落ちます。
しかし、この遺伝子を持っている女性は、卵巣がんにもかかりやすく、
2015年3月には、卵巣と卵管を摘出する予防手術もおこなわれました。
卵巣をとることで、更年期のような症状もでるため
がん予防が出来ても、その他のリスクも考えなければなりません。
費用も、自己負担で、100万単位の金額が必要で、そこまでする必要があるかどうかは、
まだまだ、予防的切開に対する効果は未知数です。

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