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がん予防>【高リスク原因5】運動不足と肥満は確実ながんリスク!

【確実ながん原因要素5 運動不足と肥満】


なぜ運動不足が、がんと関係しているのでしょう。
まずは、運度不足=肥満に結びつくからです。

肥満は、大腸がん、乳がん、食道腺がん>、子宮体がんの原因に
なることは、確実とされています。

肝臓がんのリスクも上がります。
肥満の人は、アルコールを飲まなくても、肝臓がんのリスクが高くなったという
データが出ています。
肥満の人は、肝臓がんになるC型やB型のウイルスを持っていなくても、
肝臓がんになりやすいという結果も出ています。
それは、肥満により脂肪肝になるからです。
脂肪肝を放置すると、肝炎になり、肝硬変やがて肝臓がん>へとつながっていきます。

肥満になると、胃食道の逆流のリスクが高まり、
荒れた食道の粘膜で、食道がんのリスクが高まります。

脂肪からも女性ホルモンのエストロゲンが出ていますが、
脂肪が多いほどその量も多くなり、特に閉経後の女性の肥満は、
子宮体がん>のリスクを高めます。
同じ理由で、乳がんのリスクも高まります。

肥満は、インスリンの働きを弱め、
高インスリン血症が持続し、その状態が、細胞増殖を促進したり、
細胞死を抑制して、結腸がんのリスクを高めます。

しかし、適度な運動をすれば、そのリスクは抑えられます。
適度な運動は、結腸がんの確実な予防方法として、
高い予防効果が認められています。

これは、運動により、腸の動きがよくなり、便秘がなくなる。
事もありますが、運動により免疫力が上がるからです。

運動による、免疫力アップ効果は、実証されています。
どの程度の運動をすればよいかについては、あとでご紹介します。

しかし、肥満によってがんリスクは高くなりますが、
痩せていればいいかというと、そうでもないことが、調査で分かっています。
必要以上に痩せることでも、がんリスクは高まります。
これは痩せすぎると、免疫力が落ちてしまうからです。

がんリスクが上がる肥満は、BMIが30以上の肥満の人です。
この数字の肥満の人はは、日本人には、そんなにいないはずです。
最近太りすぎを気にしてダイエットに励む人が多いですが、
むしろ、気にした方がいいのは、痩せすぎです。
BMIが21未満のやせすぎの事は、BMIが30以上の肥満の人と同じように
がんリスクが上がるというデータが出ています。

BMIは、体重(kg)÷[身長(m)]2 で計算できます。
最新のデータでは、中高年男性の場合、BMIが27程度の
少しもぽっちゃりタイプの人が、一番がんリスクが低い。
という、事がわかっています。
しかし、これは高血圧など、他の成人病の心配もない場合です。

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