がん予防>【がんになりやすい人3】がんになりやすい気圧?
ある本を読んでいると、気圧と病気が関係するという。
面白い内容のものがありましたので、ご紹介します。
その本によると、気温が比較的暖かく、上昇気流を生む高地など
低気圧地域ほど、長生きでき、
逆に、寒くて、空気が重たく、年間を通して高気圧に包まれている
地域のほうが短命になるというのです。
なぜなら、低気圧地域は、副交感神経が優位になり、
血液中のリンパ球が増え、免疫力が上がるからだそうです。
高気圧地帯は、交感神経が優位になり、血液の顆粒球が増え、
短命になると書かれていました。
リンパ球も顆粒球も白血球の中にある成分ですが、
その中で、顆粒球は、白血球の中にある、
細菌を食べてくれる、役目をしています。
それ自体悪いものではありませんが、顆粒球が死ぬとき、
活性酸素が大量に発生するので、がんになりやすいと、言われます。
活性酸素が細胞をサビさせてしまうからです。
このような、性質は人間にも当てはまり、
血液検査で、顆粒球の多い人を「顆粒球人間」
リンパ球の多い人を「リンパ球人間」という、
分け方をした味方もあります。
リンパ球の数が、男性で38%、女性で35%を中間として、
+5%以上は、リンパ球人間。-5%以上顆粒球人間です。
がんにかかりやすいのは、顆粒球人間です。
顆粒球人間は、交感神経が優位で、
常に活動的に行動します。
顆粒球が多いと、細胞分裂がいつも激しく行われ、
発がんの頻度も高くなるのです。
もし顆粒球人間だとわかったら、
生活パターンを見直しましょう。